IDS 製品情報

フロントエンド分注装置

IDS-CLAS 2800

小バッチ単位の前処理運用で迅速検査に対応した、
省スペースパッケージ。
最大4管種の子管の搭載を可能にした高能率モデル。

  • 一体型
  • 320検体/時
  • 1本搬送外部接続

主な特徴

  • 多機能搭載一体型省スペースシステム
  • 10本ラックを採用し、細やかな運用に対応
  • 320検体/時の高速分注処理
  • 最大4管種の子管を同時使用で外注委託検査に対応
  • 分析装置専用ラックを搭載できるアダプタの採用で後工程の処理が容易
  • 1本搬送を採用し、外部搬送接続によるフレキシブルな運用が可能

基本仕様

使用採血管
φ16×100mm、φ16×75mm、φ13×100mm、φ13×75mm、4種類混在可能
至急検体割り込み
有り:10本ラック✕1(最大10検体)
検体搭載数
(標準仕様)
親検体搬入:50~100検体(仕様により決定)
親検体搬出:10~290検体(仕様により決定)
子検体搬出:10~200検体(仕様により決定)
エラー検体搬出:20検体以上(仕様により決定)
搬出ラックアダプター
(オプション)
主要分析装置用ラックに対応
仕分け搬出機能
有り:親検体搬出、有り:子検体搬出
使用可能子管
φ13×75mm、φ16×100mm(当社指定)
バーコード種類
NW-7、ITF、CODE39、CODE128より1種類を選択
分注チップ
2,000μLチップ(IDS純正チップ)
分注精度
分注依頼量の3%以内、CV3%以内(300μL分注時)
分注処理能力
最大320検体/時(300μL)
外形寸法
1,570mm(W)×850mm(D)×1,500mm(H)
重量
434kg
電源
単相 100V AC 15A(制御PC含む)

処理フロー

  • 外部搬送接続部(オプション)

    検体の「取り込み」または「送りだし」ができます。(親管)

  • 親検体搬入部

    検体をレーンに搬入。バーコードを読み取り、到着確認を行います。エラー検体は親検体搬入部のエラーラックへ仕分けます。至急検体は専用ラックから優先投入可能です。

  • 血餅検出部

    検体の血餅と分離剤の境界面を検出し、このデータを分注時に使用します。

  • 開栓部

    検体の栓を抜き取ります。栓が抜き取れない検体は、親検体搬出部のエラーラックに搬出します。

  • 子管ラベル発行部

    分注子管に自動的にラベルを貼り付け、必要本数を分注部へ送ります。

  • 分注部

    親検体から子管へ分注を行います。

  • 親検体搬出部

    分注処理が終了した検体を搬出。開栓エラー・分注エラー検体はエラーラックへ仕分けます。

  • 子検体搬出部

    分注処理が終了した検体を仕分け搬出。分注エラー検体はエラーラックへ仕分けます。

  • 外部搬送接続部(オプション)

    検体の「取り込み」および「送りだし」ができます。(親管・子管)